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レーシックの失敗
心配される後遺症・合併症について説明します。
フラップの作成不良
マイクロケラトームがスムーズに進まずに、実質面がギザギザの不正なフラップが作成されてしまうことがあります。
原因の一つにマイクロケラトームのブレードと歯車の間にまつげなどの異物が挟まっていることが考えられますが、これはマイクロケラトームを使用するたびに分解して洗浄することで避けられます。また、歯車が機械の中に組み込まれているタイプだとこのような心配はありません。
万が一、マイクロケラトームのモーターが途中で止まってしまった場合は、手術を延長することがあります。
フリーキャップ
フラップのヒンジ(角膜を薄くスライスしたときに残す一辺)が作成されずに、角膜本体から離れてしまった上体をフリーキャップと言います。これは、フラップが通常より薄い状態でマイクロケラトームが進んだ場合に起こります。
ボタンホールフラップ
また、吸引リングの眼表面への固定が十分でない場合は、眼圧が上がらず、中心部分がへこんだ状態となってしまいます。そこで無理をしてフラップを作成すると、中央にボタンホール状の穴ができてしまうのです。これをボタンホールフラップと言います。
安全装置を完備しているマイクロケラトームであれば、眼圧が十分に上がった状態でなければ作動しないため、このような心配はほとんどありません。
角膜穿孔
フラップを作成する際に深く削りすぎて角膜の裏まで切れてしまうことをいいます。これは患者が円錐角膜(中心に近い部分の角膜が、円錐状に突起した状態)であることに気づかずに、そのままフラップを作成した場合などに起こります。
サハラ砂漠症候群
レーシック後のフラップ面に原因不明の斑状や混濁が生じるものです。発生は0.03%と極めて低率ですが、一度起こるとなかなか治りません。
角膜に特有な歪みが起こり、遠視や不正乱視を伴います。半年ほどで収束していきますが、なかなか治らない場合はフラップの洗浄が必要になります。
矯正視力の低下
レーザー照射中に、フラップが乾きすぎていたり、捻れていたりすると、フラップにできたしわによって不正乱視が発生し、術後の視力低下を招く可能性があります。
これは、レーシックをしっかりと習得した医師の技術によってカバーできます。
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